ターニングポイントは挫折からの転職でした
元々は美容業界に特化した広告代理店で新規開拓営業を担当していました。どちらかと言えば体育会系と言われるような社風の中で、毎日飛び込み営業と終電までの残業でした。どんどんメンバーが疲弊していきました。一番大変だったのは、個人の目標を達成しなければならない重圧の中で、お客様に提案できる商材が大手の有名な広告の1種類しか無かったことでした。
「本当に役に立つのかな。」上長からの指示で退職していくメンバーを励ます際、一体何を伝えて励ませば本人のためになるかが分からなくなっていきました。その頃私は学生時代に奨学金をもらっていましたので、不平不満など言える立場では無かったです。
毎日プレイングマネージャーとして飛び込み営業をしながら、同時に後輩の育成を行っていました。その中で次第に会社の業績が悪化し、所属部署が事業閉鎖になったことで、初めての転職を決意しました。
クライアントファーストとは
顧客への責任感と自身へのプライドです
営業職は「クライアントファースト」の仕事です。その中で私達は事業主様とのやり取りの割合が高いです。ご自身も従業員を抱えていることが多いので、私達のことなど必ずと言っていい程見透かしてしまいます。メリットだけでは無く、デメリットをきちんと説明する責任が生じます。
また私達はお客様の役に立つことでその対価を得るという仕事ですので、「絶対に成功させる」という責任感が無いと、提案内容の目標にコミットすること自体に物怖じが生じます。もしも初訪でうまくいかなかったとしても、お客様一人ひとりに対して、必ず成功させるまで改善し続け絶対に「諦めない」という不屈のコミットができるかどうかの覚悟次第なのです。