第2の人生として選んだ会社は
Webのスタートアップ企業でした
元々メジャーデビューを果たしたことのあるバンドマンでした。学生時代からずっと音楽に没頭し、社会人になって夢を叶えました。インディーズの頃は、バンドの広報として様々な販促物を制作したり、インターネットを使って自らを売り込んでいました。かなり昔ですが笑 その経験を生かし、音楽を辞めてからはレコード会社の広報や音楽雑誌の編集者などを務めました。その後に様々な縁があり、紹介を受けてWebのスタートアップ企業であるサングローブに入社しました。
この3年間で、7、8人そこらから始まった会社メンバーが現在100人程に増えました。売上規模も当初の5倍以上になったりと、自他ともにかなりのハイスピードで日々成長を実感しています。自分としては過去に一度、音楽活動にすべてを捧げて夢を叶えたので、どこかでお腹がいっぱいになっていたんだと思います、そのときからずっと。
こんなかたちで、また当時のように成功を想って日々奮闘するようになるとは、嬉しくも不思議な縁ですね。
完全分業制にしたのは
二つの要因
完全分業制で細かく業務を切り分け効率化していくのが、ゼロから会社を急成長させる上での一つの方法です。その選択には、二つの要因があります。
一つ目は、まだ若い4期目のスタートアップ企業なので、あらゆる業務に長けたマルチプレイヤーは採用するのも育成するのも難しく、そこがボトルネックとなって会社の成長を阻む可能性があるということ。二つ目は、未経験でも毎日一つのことだけに没頭していけば早くプロフェッショナルになれるということです。これはバンドと似ていますよね。ギターもドラムもベースも、全部マスターできる人はなかなかいませんから笑 そういった環境の中で、全員が一体感を持ってセッションした瞬間の楽しさが忘れられなくて、自分は音楽をやっていましたね。完全分業制の結果、その一体感が仕事をしていて感じられるんですね。まさに、ALL FOR ONE ONE FOR ALL といったところです。